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WRITER'S WINDOW

縦書きで書く

原稿用紙とシナリオ用紙を、ブラウザだけで。インストールも登録も要りません。AIも使いませんので、書いたものが外に出ることはありません。

AI接続 不要 / 完全無料

基本の流れ

4つ覚えれば十分です。

  1. 書きはじめる

    ツールバーの 「ファイル ▾」 から「新規」で白紙を開くか、「開く」で手元の .txt / .md を読み込みます。他のエディタで書いたものをそのまま持ち込めます。

    ※ 新規・開く・保存・印刷・PDF は書いている間は使わないので、「ファイル ▾」の中に畳んであります。

  2. 用紙を選ぶ

    ツールバーの 原稿用紙 / シナリオ縦 / シナリオ横 / プレーン で切り替えます。書いた内容はそのままに、見た目と組版だけが変わります。

    • 原稿用紙 — 20字×20行のマス目。小説・エッセイ向け
    • シナリオ縦 — 映像・舞台の台本用。既定は29字×17行
    • シナリオ横 — 横書きで台本を書きたいとき
    • プレーン — 飾りなしの素の状態
  3. 書く

    シナリオ用紙では、柱・ト書き・セリフが自動で整形されます。字下げを手で入れる必要はありません。書き方の決まりは下の「シナリオの書き方」をご覧ください。

  4. 出す

    「ファイル ▾」の「保存」でテキストファイルに書き出し、「印刷」「PDFで書き出す」で紙面にします。保存はこまめに。 ブラウザの中の一時的な置き場に頼らないでください。

シナリオの書き方

特別な記法は要りません。ふつうに書けば整形されます。

種類書き方整形のされ方
柱(シーン見出し)○ または S# で始めるゴシック太字。行頭から
ト書きそのまま書く3字下げ
セリフ役名「……」4字下げ・折り返しは頭を揃える

Tab で柱、「 でセリフ

柱にしたい行で Tab を押すと、行頭に ○ が入ります。もう一度押せば外れます。セリフは 役名「 まで打った時点で 」 が補われ、カーソルが括弧の中に入るので、そのまま話しはじめられます。

※ 入るのは記号そのものです。「ここは柱」という情報を目に見えない形で持たせることはしていません。保存したテキストをメモ帳や他のエディタで開いても、どこが柱かはそのまま読めます。

長い台本を行き来する

ツールバーの「柱一覧」を押すと、シーン番号つきの目次が出ます。クリックすればその場面へ飛びます。キーボードだけで動くなら Ctrl + ↑ ↓ ← → で前後の柱へ移動できます(縦書きは左へ進むので ← ↓ が「次の柱」です)。

シーン番号(欠番・番号飛ばし・Aナンバー)

シーン番号は自動で振られます。柱の頭につける記号を変えるだけで、欠番・枝番・番号飛ばしを表せます。改訂で番号がずれないようにするための、台本づくりの決まりごとです。記号は O's Editor2 と同じです。

行頭の記号意味番号のふるまい
○(◯ 〇 も可)ふつうの柱番号が1つ進む
■欠番(そのシーンをなくした)番号は1つ進めたうえで×印。以降の番号がずれない
□番号飛ばし(題名・見出しなど)番号を使わない。箱は空欄
△Aナンバー(あとから足した枝番)直前の番号+A。続けて使うと B、C…
▲欠番のAナンバー枝番に×印
◎撮影済み番号が1つ進む(番号の箱が赤)
●罫線なしの柱番号が1つ進む(枠を描かない)
◇ / ◆罫線なしのAナンバー / その欠番枝番(枠なし・×印)
☆ ★ ※ ▽ ▼番号のいらない見出し(スタッフ表など)番号は振られない
S# 内容 / S#空 内容台本メーカー式(○ / □ と同じ)紙には S# の表記が出ません

※ 記号そのものは紙には刷られません(☆スタッフ → 「スタッフ」)。画面では番号の箱が柱を表します。

※ S#空 はそのあとに空白を空けてください(S#空 題名)。空けないと「S#空港」のような地名まで番号なしの柱と読み違えてしまうためです。

製本台本の体裁で作る

現場の製本台本は 表紙 → 前付 → 本文 の順で綴じます。ツールバーの 「テンプレ ▾」 から、必要なものだけを選んで足していけます。

前付のひな形は、本文の手前(前付の末尾)に入ります。ぜんぶまとめて入れたいときは「ひとそろい」をお使いください。

ページを分ける(改ページ)

=== のように = を3つ以上並べただけの行を置くと、そこでページが変わります。この行は紙には刷られません。「テンプレ ▾」の「改ページを入れる」からも挿入できます。

ページ番号(ノンブル)

表紙と前付にはページ番号を刷らず、本文の1ページ目が「- 1 -」になります。製本台本の作法どおりです。前付のページは、カット割り用の余白と罫線も入りません。

ルビと傍点

文字を選んで「ルビ」ボタンを押すと、ふりがなを付けられます。傍点も同じ要領です。印刷・PDFにもそのまま反映されます。

キーボードショートカット

Mac では Ctrl を ⌘ に読み替えてください。

キー動作
Ctrl + 1 2 3 4原稿用紙 / シナリオ縦 / シナリオ横 / プレーン に切り替え
Ctrl + S保存
Ctrl + Shift + S別名で保存
Ctrl + O開く
Ctrl + P印刷
Ctrl + Shift + EPDF に書き出し
Ctrl + + / Ctrl + -文字を大きく / 小さく
Tab柱にする / 柱をやめる(シナリオのとき)
Ctrl + ↑ ↓ ← →前後の柱へ移動(シナリオのとき。← ↓ が次)
Ctrl + F検索
Ctrl + H置換
Esc検索・組版パネル、開いているメニューを閉じる

※ 新規作成だけショートカットがありません。Ctrl + N はブラウザ側が横取りしてしまうためです。「ファイル ▾」の「新規」をお使いください。

組版を変える

台本の1ページあたりの字数と行数は、現場や出力先によって流儀が違います。

シナリオ縦を選んでいるとき、ツールバーに 「組版」 ボタンが出ます。ここで 1行の字数(10〜40) と 1ページの行数(5〜40) を変えられます。

既定は 29字×17行 です。これは印刷台本として一般的な組みで、脚本家の方に伺って決めました。従来よく使われる23字×14行もプリセットとして選べます。

文字の大きさは指定した字数×行数がB5に収まるよう自動で決まります。手で調整する必要はありません。「メモ欄(カット割り用の余白)」のオンオフもここで切り替えます。

知っておくとよいこと

画面のページ区切りと、実際の印刷がずれる

画面に見えているページの切れ目は目安です。印刷とPDFは別のしくみで一から組み直しているため、正確なページ割りはそちらが正です。

画面下部のページ数表示も、実際の出力と1ページ前後することがあります。尺の目安(1ページ≒1分)に使うときは、PDFを出して確認するのが確実です。

原稿はどこに保存されていますか

お使いの端末のブラウザの中だけです。当社のサーバーには送られません。

そのぶん、ブラウザの履歴やキャッシュを消すと原稿も消えます。 「保存」でテキストファイルに書き出す習慣をつけてください。別の端末に持っていくときもファイル経由になります。

印刷にURLや余計なものが刷り込まれる

ブラウザの印刷設定に「ヘッダーとフッター」という項目があります。これがオンだと、日付やURLが紙の端に入ります。印刷ダイアログの詳細設定でオフにしてください。

アプリ側でも刷り込まれないよう対策していますが、ブラウザや設定によっては残ることがあります。

他のエディタで書いたものを持ち込みたい

.txt と .md を「開く」から読み込めます。テキストとして書き出せるソフトであれば、たいてい持ち込めます。

書き出しもテキストファイルなので、他のソフトへ渡すのも同じ要領です。

次にやること

書き終えたら、次の道具へ。

Writer's Window を開く